オノフリオの噴水を守る犬の像、数世紀の時を経て復帰

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この度、オノフリオの噴水: Onophrian Fountainに、ドゥブロヴニクの自由を守る番犬、クチャック(Kučak:ドゥブロヴニク古語で「犬」の意)が復帰しました!

この番犬像のオリジナルは、共和国時代のドゥブロヴニクで大事にされていた価値観や美徳を守り続けることの象徴として作られ、1340 年代にオノフリオの大噴水が完成した直後、噴水のドームに取り付けられたものです。

とても興味深いことに、この番犬像は、ドゥブロヴニクに壊滅的な破壊をもたらした 1667 年のドゥブロヴニク大地震では、ちょっと損傷はあったものの、特に大きな影響もなく生き延びました。
にもかかわらず、その後、19 世紀に入ってから、これという理由もなく台座から転がり落ち、損壊したのだそうです。

管理人
地震では余裕ぶっこいてたやん!
100 年ちょい経ってから落っこちるって、どんだけのんびりやさん!?
地元友人
それがね、クチャックが台から落っこちてからしばらくして、ドゥブロヴニク(ラグサ)共和国は滅亡することになるんだよ…。

まあ偶然だろうけど、あまりにもあまりのタイミングだよね!

さて、歴史に刻まれた謎は謎として、今回取り付けられた番犬像は、ドゥブロヴニク(ラグサ)共和国時代の遺跡の復興、保全を使命とする民間団体、「ドゥブロヴニク・アンティークの友(Društvo prijatelja dubrovačke starine)」の力で復刻されたレプリカです。

オノフリオの大噴水自体も、去年から今年にかけて大掛かりな修繕を終え、きれいになったところ。
生まれ変わったクチャックには、これからも末長くドゥブロヴニクを守ってもらいたいものですね。