スルジ山: Mt Srđ & 2017 年ケーブルカー料金表

スルジ山は、ドゥブロヴニク旧市街のすぐ外側に位置する、標高 412 m の小高い山。山頂までケーブルカー(ロープウェイ)でアクセスすることができる絶景スポットとして知られています。

天気が良い日には、旧市街やロクルム島はもちろん、エラフィティ諸島まで一望することができます。


目次


iStock. by Getty Images ポートフォリオ: marimjx
Instagram – Be my Follower?: Instagram marimjx Instagram


Cable Car.png

旧市街からケーブルカー乗り場へのアクセス

ケーブルカー乗り場へは、旧市街のブジャ門、またはプロチェ門から簡単にアクセスすることができます。ブジャ門から行く方がわかりやすく、ちょっと近いです。どちらからアクセスしても 4 〜 6 分程度ですが、ずっと上り坂になります。

ブジャ門からケーブルカー乗り場へのアクセス

1 ストラドゥン(プラツァ通り)をからボシュコヴィチェヴァ通り(Boškovićva Ulica)に入り、そのまま直進。

突き当りにあるブジャ門から城壁外へ。

2 目の前に横断歩道を渡り、小さなトンネルをくぐってその先の階段へ。

階段を登りきったら、ちょっと先の三叉路までそのまま坂を登ります

3 左側にある消防署に背を向け、三叉路を右方向に横断
4 坂をさらに登っていくと、右手にケーブルカー乗り場が現れます

プロチェ門からケーブルカー乗り場へのアクセス

1 プロチェ門から旧市街外へ。

出たところは三叉路になっていて、目の前にタクシー乗り場、右側にパン屋さんや小さなスーパー(Konzum)の入った建物があります。

2 三叉路を横断し、石垣の上にある細い道を登ります。

タケノコ(Takenoko)という和食のお店があるので、それを目印にするとわかりやすい

3 道が二手に分かれるところにでたら、右の道を進みます(かなりの小道)
4 次の分岐点にきたら、今度は左の道へ。

そのままどんどん階段を上がり、T 字路にでたらまた左に進みます

5 上がりきったところの左手がケーブルカー乗り場。

途中で道がわからなくなった場合は、とりあえずどんどん上にあがっていってください。大通りに出ればケーブルカーが見えるので、それを目印に大通りを進めば OK です。

なお、ケーブルカー乗り場の前にバス停があります。こちら空港へのシャトルバスが出るバス停。空港 – 旧市街間のアクセスについてはこちらのページをご覧ください。
目次に戻る


ラパド、バビン・クック、グルージュ等からのアクセス

8 番のバスがケーブルカー乗り場前のバス停にとまります。時刻表はこちら。クレシミラ・イェダン(KREŠIMIRA 1)というのがバス停の名前ですが、「ケーブルカー?」と聞けばわかってもらえるので、それで OK。 市内バスなので、料金は 15 Kn または 13 Kn です。市内路線バスについてはこちらのページをご覧ください。

目次に戻る


ケーブルカーの料金とチケットの買い方

2017 年料金表

往復 大人 130 Kn
子ども(4 〜 12 歳) 60 Kn
片道 大人 80 Kn
子ども(4 〜 12 歳) 40 Kn
3 歳以下の乳幼児 無料

mt_srd-4

2017 年現在、大人往復料金が 130 Kn、片道料金が 80 Kn です。チケットはケーブルカー乗り場入り口で購入できます。なお、市内やブジャ門外でもチケットを売っているところはありますので、値段を確認して、同じであればそちらで購入しても OK。

時間がある時は、登りだけケーブルカーを利用し、帰りは徒歩で降りてくるといい運動になります。

旧市街までは約 1 時間ほど。標高 412 m とは言え、けっこうな急斜面なので、道はジグザグで時間がかかります。

なお、スルジ山にはヤギが住んでいるので、もしかすると割と近くでヤギを見ることができるかもしれません(ケーブルカーからでも見えますが、遠い…)。
目次に戻る

Viator

スルジ山頂の見どころ

見どころ ポイント
ケーブルカー駅
  • 絶景ポイント
  • 2 階建。上階からもぜひ
パノラマ・レストラン&バー: Panorama Restaurant & Bar
  • 絶景ポイント
  • お値段は場所代込、やや高め
  • 雰囲気&サービスがよい
  • ふつうに美味しい
  • カップルにもおすすめ
  • お茶だけでも OK
  • 営業時間はケーブルカー運行時間中のみ、ディナーなし
十字架
  • イースターには徒歩でここまで巡礼に来てミサを行う伝統あり
  • 旧市街からも見える
  • 現存する十字架はクロアチア独立戦争後に再建されたもの
  • オリジナルの十字架は、1935 年にブラチ島大司教から贈呈されたが、上記戦争時に破壊された
  • 教会と同様、地元の人の祈りの場所。写真撮影などは問題ないが、日本の神社仏閣のような感覚で、リスペクトを持った行動を
インペリアル要塞
  • ナポレオン率いるフランス帝国軍の要請により建設されたもの。ドゥブロヴニク共和国滅亡の象徴ともいえる
  • ドゥブロヴニク共和国廃止の正当化に利用された
  • スルジ山の裏に広がる山岳地帯(現ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)の監視のための重要拠点だった
  • クロアチア独立紛争時の激戦地
独立戦争博物館
  • インペリアル要塞の一部
  • 激しい空襲によって穴だらけになった建物がそのまま博物館として利用されている
  • 詳細な戦争の記録、犠牲者の写真などが展示されている
  • 入場料金
    • 大人: 30 Kn
    • 子ども&学生: 15 Kn
    • 12 歳以下の子ども: 無料
バギー・アドベンチャー・ツアー
  • スルジ山の裏側をバギーで駆け巡るアドベンチャーツアー
  • 地元の知人評:「観光客向けのアトラクションだと思ってバカにしていたが、やってみたらものすごく面白かった。もっと早くやっておけばよかった」
  • TripAdvisor のレビューでも高評価
  • 乗り方は教えてもらえるので未経験でも OK
  • アドレナリン大放出系、エキサイティング
  • バギーでないとなかなか行けない絶景スポットに行くことができる
  • 土埃まみれになることがあるので汚れていい格好でどうぞ
  • 所要時間約 1 時間、詳細は Buggy Safari Dubrovnik のページで確認できます
  • 個人的にすごくおすすめ

目次に戻る


ケーブルカーの再建と独立戦争博物館について

上の表にある通り、インペリアル要塞の一部は、1990 年代のユーゴスラビア紛争におけるクロアチア独立戦争に関する資料を展示する博物館になっています。

1991 年 6 月 25 日、ユーゴスラヴィア社会主義連邦共和国の一部だったクロアチアとスロヴェニアが、ユーゴスラヴィアからの独立を宣言。これをよしとしなかったユーゴスラヴィア連邦軍との間に対し、独立戦争が勃発しました。

この独立戦争を含む一連の紛争、いわゆるユーゴスラヴィア紛争は、これに先立つ民族対立の煽りを受け、非常に苛烈、かつ残虐なものとなりました。そして、特に激戦地となったのが、クロアチア北東、スラヴォニアにあるヴコヴァル、そしてここドゥブロヴニクです。

この独立戦争の被害は凄まじいもので、クロアチアは今でも、完全回復を遂げたとは言い難い状態です。ケーブルカーにしても、運行が再開されたのは 2010 年、つい最近のこと。そして、当時子ども、若者として戦争を経験した人々が、今のドゥブロヴニクの働き盛りの年代にあたるのです。

今は治安もよく、美しいドゥブロヴニクですが、この状態を取り戻すまでに、地元の人たちがどれだけ地道な努力を重ねたかと思うと、本当に頭の下がる思いがします。こういった歴史を知った上でドゥブロヴニクを眺めると、今ある美しさと平和を、より深く、ありがたく感じることができるのではないでしょうか。

世界中で戦乱の続く今、たいへん考えさせられる博物館なので、時間があれば是非、足を運んでみてください。
目次に戻る

Leave a Reply

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

Copyrighted Image