​ ドゥルチッチ・マスレ・プリティカ ギャラリー: Gallery Dulčić Masle Pulitika

旧港のすぐそばにある小さなギャラリー、ドゥルチッチ・マスレ・プリティカ ギャラリーでは、ドゥブロヴニクを代表する画家であるイヴォ・ドゥルチッチ、アントゥン・マスレ、ジュロ・プリティカの 3 人の作品が展示されています。

とても小さなギャラリーですが、常設展示に加え、しばしばエキシビジョンや特別展なども開催されており、クロアチアのアーティストの面白い作品に出会えるのも楽しみの一つです。

この記事では、この魅力的な小さな空間、ドゥルチッチ・マスレ・プリティカ・ギャラリーについてご紹介します。

ギャラリーの入り口は、ドゥブロヴニク大聖堂から旧港へ出る、城壁下の通路脇にあります。ギャラリーがあるのはこの出入り口の上。

つまりこのギャラリー、城壁内部にあり、3 階から城壁に出ることもできます。受付(というか係員のいるデスク)は 2 階、3 階両方にありますので、城壁ウォークの途中でこちらのギャラリーに立ち寄ることも可能です。

城壁からアクセスする場合は、海洋博物館の先、角を曲がってすぐのところにあり、ギャラリーに続く入り口(というか窓)にギャラリーの存在を示す紙が貼りだしてあります。夏場は通常この窓は開け放した状態になっているかと。


このギャラリー、もともとは、ドゥブロヴニクに向かう途中飛行機事故で亡くなったアメリカの外交官、ロナルド・ブラウンを記念して、アメリカ政府によってオープンされたもの。後にドゥブロヴニク現代美術館の一部となり、現在も、建物は離れていますが、同美術館の一部として運営されています。

ドゥルチッチ、マスレ、プリティカ の 3 巨匠は、ドゥブロヴニクおよび周辺地域の風景を描いた、鮮やかな色使いの抽象的な風景画を残しています。日本ではほぼ知られていないと思いますし、いかんせん小さなギャラリーなので作品数も限られていますが、いい作品が多いので、時間があればぜひおすすめしたギャラリーです。

アート・ギャラリーの思惑としては、旧市街内に離れのような形で美術館の収蔵品の一部を展示することで、本館の収蔵品の価値を身近に感じてもらう狙いもあるようです。たしかに、旧港へ出るアーチのすぐ脇という立地に恵まれたこちらギャラリー、アクセスは楽ですし、エキシビジョンのポスターなども目に入りやすい。

今ひとつ本館とのつながりをアピールしきれていないのがもったいないところですが、ここで初めて上記の 3 大家の作品を目にし、興味を持ってもらって、城壁外の本館の方へビジターを誘導する、という戦略自体は、なかなか理にかなっているように思います。


【入場料金について】

ミュージアム共通チケット(大人 100 Kn)またはドゥブロヴニク・カード(1 日券: 150 Kn)で入場することができます。

 

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