ドゥブロヴニク自然史博物館: Dubrovnik Natural History Museum

ドゥブロヴニクの旧市街、路地の奥にひっそりと隠れている自然史博物館。ドゥブロヴニク・カードで入場できるこの博物館、「博物館」を期待して見にいくと、おそらくその期待は裏切られることになるでしょう。

ドゥブロヴニクにはいくつか、よくわからない公共施設があるのですが、ここは間違いなくその一つ。今回は、個人的にはマリン・ドゥルジッチの家に続く謎施設と思う、ドゥブロヴニク自然史博物館についてご紹介します。


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iStock. by Getty Images ポートフォリオ:Mari_mjx
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ドゥブロヴニク自然史博物館の展示物

ドゥブロヴニク自然史博物館の展示品は、ドゥブロヴニク周辺に生息する(した)生物が中心。…とは言っても、もちろん、生き物が展示してあるわけではなく、剥製だったり、模型だったり、写真だったりが陳列されています。

観光地化が進んでいるため、なんとなく意外に思う気がするかもしれませんが、この周辺は非常に自然が豊か。車で 1 時間も行けばイノシシ出没注意の看板がでているほどです(いっぱいいます)。

また、海は見てすぐ分かる通り澄み切って美しく、魚もウニも貝もどっさりいます。どのくらい魚がいるかは、覗き込めばすぐわかるほど。文字通りうじゃうじゃいます。

これだけいると、魚釣りも適当なもの。

地元の友人(おもしろいおじさん)など、まず、食べ残しのパンをポケットに(そのまま)突っ込んで、ピレ門下の小さな港にやって来ます。そして、パンを適当にちぎってこぶし大に丸め、巨大な釣り針がいくつもついた太い釣り糸でぐるぐる巻きにし、それを岩に引っかからない場所に投げ込みます。投げ込んだ瞬間、水面が沸き立ち、おじさんは今日のご飯をゲットして帰っていくのです。なんだか色々斬新。

近隣の街、ツァヴタットの港。水中の黒いつぶつぶはすべてウニです

そのような場所ですので、改めて博物館で「こんなものもいるよ(昔いたよ)」と並べられると、近くにこんな豊かな自然があるってすごいな、という気持ちにはなります。深海魚やサメなんかはおもしろいですし。

ただし、本気の「博物館」を期待して行くと、拍子抜けはすることでしょう。もともと個人が趣味で集めていた剥製などを展示したところから始まった博物館だからか、あまり本気で学究心を追求している様子はないような…。

本当に、なぜこうなってしまったか、全く意味がわからないのですが、貝などが入った透明のボールや CD がわんさかぶらさげてあったり(CD は鱗のイメージ…??)、フレディー・マーキュリーを魚化したキャラクターが熱唱していたり…。

…え?フレディー・マーキュリーを魚化??

と思った方。めったにお目にかかれないシュールな世界であることには間違いありません。そういう場所だという正しい認識を持って見にいくと、人によってはめちゃくちゃ笑える場所です。ちなみに、子どもウケも割とよいようです。

ドゥブロヴニク最大の謎博物館、マリン・ドゥルジッチの家に次ぐ謎博物館、ドゥブロヴニク自然史博物館。

これだけのためにチケットを買う価値は正直言ってないですが、ミュージアム共通チケットまたドゥブロヴニクカードがあり、時間に余裕があり、謎スポット探索が大好きな方、どうぞ楽しんできてください。
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アクセス

グンドリッチ広場から、聖イグナチオ教会へと向かう階段を登り始めると、数段上がった左手に枝道があります。入り口に、Dubrovnik natural History Museum という垂れ幕がかけてあるはず。

この枝道にはいってしばらく行ったところに、ドゥブロヴニク自然史博物館があります。


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