ドゥブロヴニク旧市街の観光スポット: ラブストーリー博物館

2018 年、ドゥブロヴニク旧市街、城壁のすぐ外側に、新しい博物館が生まれました。
その名も「ラブストーリー博物館」!

ザグレブの「失恋博物館」と正反対のコンセプトで、ドゥブロヴニクの「ラブストーリー博物館」はラブ全開!
とっても可愛くて心が暖まる 場所になっています。


iStock. by Getty Images ポートフォリオ:Mari_mjx
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ラブストーリー博物館とは

ラブストーリー博物館は、2018 年、ドゥブロヴニクに作られた新しい博物館。

ザグレブの「失恋博物館(Museum of Broken Relationship)」の正反対のコンセプトで、「愛」をテーマとした様々なアイテムや個人的なストーリーが展示されています。

ザグレブの失恋博物館、小さいですが、日本でも展示会が行われたこともあるくらい、けっこう人気の観光スポットになっているんですよね。
「失恋」と訳されていますが、恋愛に限らず、親子の愛だったり、友情だったり、離別、死別などで壊れてしまった人間関係に関する個人的なアイテムやストーリーを展示するというコンセプトで、深いけど、じっくり見ると心が痛む…。

これに対し、ドゥブロヴニクの方はラブ全開。歴史上に名を残す大恋愛ストーリーから、個人的なアイテムやストーリー、そしてハート型の紙に来訪者が名前を書き、貼り付けていく壁など、とにかく心温まる場所となっています。

とっても小さい博物館ですが、一日ほっこりしたい時には最高なので、筆者は個人的に大好きです
建物も、普通のお家を作り変えたような感じでかわいいし。

特に、新婚旅行やアニバーサリー旅行でドゥブロヴニクに来られる方には楽しい場所になりそうです😊

自分たちのアイテムを残してくることもできるので、もし展示してほしいストーリーとアイテムのある方は、持参してみてください。
もしかしたら、ここに自分たちの歴史が展示されるときが来るかもしれませんよ!


内部の様子: 1 階

ラブストーリー博物館は 3 階建て。

1 階にはドゥブロヴニクにまつわる恋愛関連の歴史や伝説の展示コーナー。
「王冠をかけた恋」で有名な英国エドワード 8 世とウォリス・シンプソンの写真(ドゥブロヴニクに逃避行で訪れていたようです)や、媚薬(!)などもあって、展示物は少ないですが、なかなか興味深い。

王冠をかけた恋については、2020 年、イギリスのハリー元王子とメーガン妃の、王族引退事件が世間を騒がした際は、これを引っ張ってきて、「エドワード 8 世の退位なみのスキャンダル!」的な表現をするメディアもありました。
ちなみにこちらのお二人、旧市街のすぐ外のヒルトン・インペリアル・ドゥブロヴニクに滞在されたそうです。


内部の様子: 2 階

いかにもドゥブロヴニクらしい狭い階段を登り、2 階へ向かうと、こちらにはドゥブロヴニクで撮影された映画やドラマの中の恋愛特集。
Game of Thrones や Star Wars(エピソード 8 のみですが)ファンなら、展示されている写真のロケ地がすぐそこにあるという特別感で、きっとワクワクしてしまうはず!

筆者は、ドゥブロヴニクで複数の Game of Thrones ツアーに参加し、ポイントをくまなく巡ったほどの Game of Thrones ファンなので、各写真を見ては「ああ!ここはロクルム島!こっちは旧市街のあそこ!」など、さほど多くない展示でも、十分楽しめました。

ドゥブロヴニクは映画やテレビドラマのロケ地にもよく使われるので、皆さんも、もしかすると自分の行ったことのある場所になにかの作品で再会できるかもしれません。
ぜひ、何気ない街角でも、たくさん写真を撮っておきましょう!

さて、2 階の展示はこれだけではありません。
映画、ドラマ特集に加え、個人的なラブにまつわるアイテムなども展示されています。

ここは、ザグレブの失恋博物館に行ったことのある方ならデジャヴを覚えてしまうはず。
小さな白い台座になにかのアイテムが乗っており、すぐそばにこのアイテムにまつわるエピソードが掲示されている、同じ形式です。

説明は英語とクロアチア語のみ。

ただ、最近は、スマホのカメラで文字を移すと、それがそのまま翻訳されるようなアプリもありますよね。
翻訳は完全ではありませんが、なんとなく意味はわかる事が多いです。
テクノロジーを活用すると、ラブストーリーをもっと楽しめるかも😍


内部の様子: 3 階

さて、3 階へ向かうと、こちらには訪問者がつくるコーナーと、恋愛だけではない、家族の愛情をとりあげたスペースがあります。

家族愛コーナーは、子ども部屋風になっていて、ここに来るとなんだか、「ああ、そうだ、これも大事なラブストーリーだな」と、改めてハッと気づくような気持ちになりました。

慈しむ愛、育む愛、子どもでもペットでもパートナーでもいい、その相手の幸せを愛おしむ愛って、もしかしたら、恋愛のラブストーリーよりも、もっと根源的な、大事なラブストーリーなのかもしれないです。
…なんてことを思ってみたり。

ま、どっちにしても、難しさももちろんありますけどね。

さて、訪問者がつくるコーナーは、ドゥブロヴニクを背景に撮ったカップルの写真の展示、それと皆さんがラブラブメッセージをハート型の紙にかき、壁に貼り付けてのこしていくスペースの 2 部構成。

カップルで来ている方はもちろん、そうでない方も、愛する誰か、それこそ家族でも、友達でも、なんならペットでも、名前を書いて、愛を文字で叫んで残してきましょう。

ちなみに、日本語のメッセージはあんまりないようでした。ぜひ、日本の皆さんもこういう機会に愛情表現を😍
ドゥブロヴニクの片隅で、思いっきり愛を叫んじゃいましょう。


アクセス&入場料

ラブストーリー博物館は、ドゥブロヴニク旧市街を囲む城壁の外側にあります。

わかりやすい行き方としては、まず、ピレ門前のバスロータリーになっている広場の、彫刻つきの噴水(水飲み場)のところに行きます。

噴水のむこうに海が見える場所に立ち、右手に視線を動かしてください。
すると、ベンチやモニュメント、もう一つの小さな噴水などがあるあたりのちょっと手前に、石造りの手すりがみえるはず(シーズン中はこの手前がテラス席になっているため、テーブルや椅子で隠れているかもしれませんが)。

そこに階段があるので、その階段を降ります。
そして突き当りで右折。

すると、左手に海やロヴリェナツ要塞が見えるはず。
それらを左横目で眺めながら、そのまま小道を直進します。
道が細くなりますが、心配せずに直進しましょう。

小道の一番先の突き当り近く、左手にラブストーリー博物館があります。

入場料は、大人 50 クーナ、若者(10 〜 18 歳) 35 クーナ、9 歳以下のお子さんは無料です。
チケットは入り口で購入、または公式サイトからオンライン購入することができます。

小さくて、特別すごい展示などはないんですが、日本円にして 900 円弱という価格で、遠く離れた異国で、いろいろな国の人のラブストーリーに触れて、なんだったら自分のメッセージも残して、心がほっこり暖まることを考えると、行っていい場所かなと。

筆者は気に入ったので、雨でやることがない日なんかに、またふらっと行きたいな〜と思いました。

今回はお友達と一緒に行ったのですが、一人で行っても、好きな人やパートナーと行っても、また違う感じ方ができそうだと思いました。
なんだか、いい会話ができそうな気がします😊