【参加してみた】Game of Thrones (ゲーム・オブ・スローンズ)ツアー in ドゥブロヴニク vol. 1

好きな映画、ドラマの撮影地を旅する。これ、単なる観光旅行にくらべて、より深く楽しいものです。「ローマの休日」に憧れてイタリアへ、「アメリ」に惚れ込んでフランスへ、「ロード・オブ・ザ・リング」のホビット庄を体験したくてニュージーランドへ…。

実は、筆者が最初にドゥブロヴニクを訪れたきっかけもこれ。ドゥブロヴニクは、アメリカ HBO が制作し、世界的に大人気を博している TV シリーズ、「Game of Thrones(ゲーム・オブ・スローンズ)」の主要なロケ地の一つなのです。

今となっては、ドラマよりも街そのものに惚れ込んでいるとは言え、筆者、今も原作からのゴリゴリのファン。ロケ地としてのドゥブロヴニクを堪能するため、現地エージェントのツアーに(いくつか)参加してきました!今回は、そのうち、Access Dubrovnik さんのツアー参加体験記をご紹介します。


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iStock. by Getty Images ポートフォリオ:Mari_mjx
Instagram Profile:@marimjx


Game of Thrones とは

「Game of Thrones」とは、世界で一大ベストセラーとなっている、George R. R. Martin (ジョージ・R・R・マーティン)著「A Song of Ice and Fire」を原作とし、アメリカ HBO が制作した TV シリーズ、「Game of Thrones」のこと。

作品のジャンルはエピック・ファンタジー。作者のインスピレーションの元となっているのは、中世ヨーロッパの百年戦争や薔薇戦争などの史実、それに数々のスリラー、ホラー、Sci-Fi、そして ロード・オブ・ザ・リングなどのファンタジーだそうです。

この作品の面白いところは、なによりもまず、ベースにしっかりした構成があり、人物描写が深く複雑なところ。ファンタジーというジャンルでありながら、ドラゴンだったり魔術だったりという要素は脇役。人間関係と権力抗争の醜さや残酷さに鋭く切り込む、純粋に物語としての深さが最大の魅力です。

エミー賞やゴールデン・グローブなどの数々の賞を総なめにし、全世界を席巻中のこの大ヒットシリーズ、2018 年 最後のシーズン、シーズン 8 を迎える予定。1 話あたりの予算が平均 6 〜 8 億円で、ここまで 8 シーズンですから、どれだけの大ヒットかよくわかりますね。

※上の各リンクをクリックすると Amazon のページが開きます。エピック・ファンタジー好き&中世ヨーロッパのドロドロした貴族間の権力抗争に惹かれてしまう方、ぜひチェックしてみてください!ただ、けっこう残虐シーンだとか不道徳なシーンだとかも多いので、そういった向きを好まない方にはおすすめしません。

原作はドラマよりさらに深く、複雑で面白いのですが、作者の George R. R. Martin さん、桁外れの遅筆。ドラマはもう完結しようというのに、原作の方はあと 2 冊も未出版。前作が出たの、2011 年…。早く次だしてください…。

しかし、これだけ世界中で大人気なのに、日本での知名度、ほぼありませんよね。なぜなのか。
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ロケ地、ドゥブロヴニク(&その他)

Game of Thrones の主な撮影地は、北アイルランド、マルタ、スペイン、そしてクロアチアに分散しています。

そんな中、ドラマ内の特に重要な拠点の撮影地として人気を集めるのが、北アイルランドのベルファストと、クロアチアのスプリット、そして我らがドゥブロヴニクなのです!

ドゥブロヴニクでは、非常に数多くのシーンの撮影が行われました。特に、主にドラマ内の国家、ウェステロス(Westeros)の首都、キングス・ランディング(King’s Landing)のシーンの撮影が多く行われているため、ドラマファンにとっては「ドゥブロヴニク = キングス・ランディング」。

そのため、Instagram で「#kingslanding」で検索すると、検索画面はドゥブロヴニクの写真で埋め尽くされることになります。ついでに、筆者の Instagram ページでもドゥブロヴニクの写真を多くあげているので、よかったら合わせてごらんください 🙂

ちなみに、2017 年の 10 〜 11 月にドゥブロヴニクに滞在していたところ、監督さんを始め、クルーの方がロケーション・ハンティングに来ているのに遭遇(実際の撮影は 2018 年にはいってから)。ファンとしては心中大興奮です!

しかし、昔からセレブリティを多く迎えてきた観光都市ドゥブロヴニクでは、セレブを見ても、原則、素知らぬ顔をしてやり過ごすのが暗黙のルール。話しかけたりはしませんでした…。残念。
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今回のツアー業者: Access Dubrovnik さん

Access Dubrovnik は、もともとドゥブロヴニクで歴史や Game of Thrones のガイドを勤めてきた Ivo (イヴォ)さんと Davor(ダヴォル)さんが、2017 年に独立して創業した新しいエージェンシーです。上の写真はダヴォルさん。めっちゃ陽気なイケメン。

住民として、そしてガイド、トラベルエージェントとしてドゥブロヴニクを知り尽くした二人が、ドゥブロヴニクの旅行業界をよりよくしたいという熱い理想を持って独立。小規模ながら、地道に努力して、順調に成長を続けている姿勢にとても好感が持てます。

このお二人、創業者ですが、事務所に控えて人を働かせるのではなく、イヴォさんもダヴォルさんも、自らもガイドとして毎日休みなく働き、自分の足と労働で稼いでいます!えらい。

堅実かつ地道でいいですね。応援したくなります。

ちなみに、ドゥブロヴニクでは、2018 年から、ピレ門前での旅行会社による勧誘が禁止されました。見た目はたしかによろしくなく、混雑もしましたが、複数のエージェントを一度に比較でき、かつ雰囲気も見て選べたので、旅行者側の視点でのメリットは大きかった気がします。

加えて、この措置による影響で、世界展開していて、オンライン予約システムなどをすでに持っている大手が圧倒的に有利になったのも残念なところ。Access Dubrovnik を始めとする、地元の人が地元で営む小規模エージェンシーは苦戦を強いられる形になりました。

しかし、ドゥブロヴニク好きとしては、せっかくなら、ドゥブロヴニクの地元の商売を応援したい!

そこで、今後も、こちらの Access Dubrovnik さんのような、実際体験してよかったエージェンシーがあれば、継続してご紹介していくようにします。お楽しみに!
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Viator

Access Dubrovnik の Game of Thrones ツアー

さて、今回、私が参加した Game of Thrones ツアー。ガイドをしてくれたのは、Access Dubrovnik 共同創業者でもあるダヴォルさん。グループツアーへの参加で、他の国からの参加者の方も一緒でした。

ダヴォルさん、以前は、地元民として、「ドゥブロヴニクはドゥブロヴニク。Game of Thrones ロケ地じゃなかったとしても来る価値あるのに」と、ちょっと斜に構えていたのだとか。

これ、実はドゥブロヴニクではよく耳にする意見。地元愛が強い地域なので、Game of Thrones だけに集中し、ドゥブロヴニクの魅力に気づかない訪問者が多いことにフラストレーションを感じる人、とても多いのです。そのため、「俺は/私は Game of Thrones 興味ない。見ない」という人もけっこういます。

ダヴォルさんも昔はそんな感じだったそうですが、ある年のこと。観光による収入が途絶える冬の間、ダヴォルさんはちょうど行われていた Game of Thrones の撮影で、セキュリティのバイトをします。そして、それをきっかけにドラマを見始めたところ、まさかのドはまり!

今では、冬のお休みの間、クロアチア内外のロケ地に出かけて Game of Thrones ツアーに参加するという、立派なファンになりました。さらに、共同創業者のイヴォさんと共に、エキストラとしての出演も果たしたため、ツアーでは、知られざる撮影裏話もたっぷり!

海外で自腹ツアー参加をしてきた時の写真、自分やイヴォさんがエキストラ出演しているシーンの写真なども見せてくれて、ファン同士の「ここ出てるんだ!!ここ行ったんだ!いいなあ〜!」「どのキャラが一番好き?」などとキャッキャする会話にもなったりして、かなり楽しい時間が過ごせました。

 

筆者、これまでにも幾つか、ドゥブロヴニクで Game of Thrones ツアーに参加しています。そんな中、ダヴォルさんのツアーは、情報盛りだくさんでありながらファン視点よりで等身大、そしてきわどいジョーク盛りだくさんの底抜けの明るさ、参加者の写真を撮ってあげる時のダヴォルさんのこだわりが突出していました。

撮影ロケーションで写真を撮る時、そのシーンの画像を出して手元で見比べながら指示出しし、いい感じの再現写真にしてくれるってなかなかいいアイディアです!これはファンとしてかなり嬉しい。

言語は英語になりますが、あんまりわからなくても、どのシーンかというのは写真で見せてくれるので分かりますし、「ゆっくり喋って」とお願いすれば合わせてくれます。また、とにかくダヴォルさん自身が楽しそうすぎて、意味不明でもこちらも楽しいです。

Game of Thrones ツアーに興味がある、ドゥブロヴニクの絶景ポイント(撮影地は基本的に眺めがいい)を周りたい、現地の陽気なお兄さんと楽しくキャッキャしながら旧市街をまわりたいというニーズをお持ちの方、ダヴォルさんツアー、かなりおすすめ!
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Access Dubrovnik の連絡先

※この記事の内容は筆者個人の体験に基づく感想です。ダヴォルさんもイヴォさんもいい人なので、Access Dubvrovnik さんには頑張ってほしいと思っていますが、金銭的な見返りなどは頂いていません(コーヒーはご馳走してくれました)。

上記からご連絡頂く場合は、直接 Access Dubrovnik さんとやり取り(※英語)していただく形になる点、あらかじめご了承ください。料金は上記サイトに明記されています。「tokyolicious.com を見てきた」と言っていただくと「ああ!」と合点してもらえるとは思いますが、それによって何かいいことがあるかどうかは不明(笑!
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