【2018 年 3 月まで】スルジ山のケーブルカー、お休み中

ドゥブロヴニク旧市街の裏にそびえるスルジ山。旧市街とアドリア海、天気が良ければエラフィティ諸島まで一望できる絶景スポットとして知られ、山へ登るケーブルカーはドゥブロヴニク観光の目玉の一つ。

そんなケーブルカー、メンテナンスのため、現在お休み中。再開は 3 月初頭の予定です。今回は、ケーブルカーお休み中もスルジ山に登る方法をご紹介します。


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スルジ山とケーブルカー

ドゥブロヴニク旧市街、ロクルム島、ラパド半島、天気が良ければエラフィティ諸島までを一望できる人気の絶景スポット、スルジ山。旧市街とは反対側には、すぐお隣の国、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの山々が広がり、表と裏で全く違う風景を見ることができます。

山頂には、ユーゴスラヴィア紛争(現地ではクロアチア独立戦争)時に被弾したインペリアル要塞を保存し、博物館として展示を行う戦争博物館、そして旧市街からもよく見える大きな十字架。

ちなみに、このインペリアル要塞、かのナポレオン率いるフランス帝国によって建造されたもの。日本ではあまり知られていませんが、ドゥブロヴニクはもともと「ドゥブロヴニク共和国(※イタリア名ではラグサ共和国)」という独立国家で、クロアチアの他の地域とは異なる歴史をもっています。これを奸計によって陥落し、滅亡させたのがナポレオンなのです。

さて、スルジ山の山頂への足、ケーブルカー。

非常に歴史が古く、最初にできたのは 1969 年。当時、アドリア海沿岸初にして唯一のケーブルカーでした。定員 15 人と、現在よりずっと小型のものだったそうです。

当時からヨーロッパ有数の観光都市だったドゥブロヴニクの名物として愛されてきたドゥブロヴニクのケーブルカー、実は、ユーゴスラヴィア紛争(クロアチア独立戦争)の際、一度破壊されてしまいました。スルジ山は激戦地となったドゥブロヴニクの中でも、特に徹底的な攻撃を受けた場所の一つなのです。

あまりにも酷い被害を受けたため、再開は終戦から実に 18 年という月日を経た 2010 年のこと。それ以降、クロアチア随一の観光都市、ドゥブロヴニクの観光の目玉の一つとして、多くの観光客を運び続けています。
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ケーブルカー以外の方法 1: 車で登る

スルジ山頂のケーブルカー駅の裏側には、Ulica Srđ(スルジ通り)という道があります。こちら、旧市街の東側から大きく回り込む道となっています。

タクシー、Uber などで簡単に行くことができます。お値段はそれなりにしますが、この道も景色がよく、夜など旧市街の明かりがとってもロマンチックなので、そう悪くはないかも。

地元の観光エージェンシーなどでスルジ山込みのツアーなどがある場合、トータルでそちらのほうがお安くなることもあります。オフシーズンはエージェンシーもあまり営業していませんが、開いているところがあったら値段を聞いてみるとよいです。

自力で探すのはキツイが、どうしても情報が欲しい…という方。メッセージいただければ、ドゥブロヴニクで観光系の仕事をしている友達に、心当たりを聞いてくることもできなくはないです。せっかくのドゥブロヴニク、後悔なく楽しんでいただきたいので、もし万が一自力で頑張りきれなければどうぞ(そんなに難しいことではないので、自力で頑張れるところまではがんばってください!)。
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ケーブルカー以外の方法 2: 徒歩で登る

スルジ山、徒歩で登ることもできます。Google マップなどで確認いただくと、山頂へ続くジグザグの道っぽいものがみえるはず。これ、ハイキングコースです。

体調が完璧でなく、連日の食べ過ぎと運動不足で重くなっているときに休み休み上って、1 時間半ちょっとかかりました。標高は 412 m なので大したことはないのですが、斜面が急なので、けっこうな運動になります。

道は単純なジグザグの道なので迷子にはなりませんが、石ころが多いので、安定感のあるしっかりした靴でのぼりましょう。お水をたくさん持っていくのを忘れずに。

ハイキングコースの入り口は、ハイウェイまで上っていって、「ドゥブロヴニクへようこそ」的な標識があるあたりです。途中の景色もものすごくキレイなので、時間と体力のある方にはおすすめ。

ちなみに、復活祭(イースター)には、スルジ山頂の十字架のところでミサが行われます。この時、旧市街から神父さん達を先頭に、信徒の皆さんが粛々と行進して山を登ってくる習わしになっています。神父さんも体力勝負ですね。
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