【レビュー】地元で人気のデザート屋さん:ドルチェ・ヴィータ(Dolce Vita)

【レビュー】地元で人気のデザート屋さん:ドルチェ・ヴィータ(Dolce Vita)

ジェラートといえばやっぱりイタリア。「クロアチア!」という方は…まずいませんよね?しかし、クロアチアは実は知られざるジェラート大国。

特に、アドリア海を挟んでイタリアのお向かいにあり、歴史的にもイタリアのヴェネツィア共和国の支配下にあった時代が長かったダルマチア地方は、街中ジェラート屋さんだらけと言っても過言ではありません。

今回は、たくさんあるジェラート屋さんの中から、地元の人にもデザート屋さんとして愛されており、ありがたい事に冬場でも開いている人気店、ドルチェ・ヴィータをご紹介します。


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Dolce vita
このランタンが目印 。最近もっと可愛いピンク基調のデザインになりましたが、基本構成は一緒。Image credit: Amanda via Flickr

地元の人気店

ドルチェ・ヴィータは、世界中の旅行ガイドの常連店。何語のガイドを開いても載っているのではないかという人気っぷりで、いつ行っても観光客の姿はありますし、ハイシーズンには入るのも困難なほど混雑することも。

しかし、そんなドルチェ・ヴィータは決して観光客向けのお店ではなく、ちゃんと地元の人にも愛されている実力派。あまり混んでいない時間帯や季節に行くと、地元のおじさんたちが奥の方の席でクレープを食べているのをよく見かけます。年季の入ったスイーツ男子、素敵。

なお、「クレープ」と言いましたが、クロアチア的な認識ではこれは「パンケーキ」だそうです。ちなみにクロアチア語だとこのクレープ/パンケーキは「Palačinka(パラチンカ)」といいます 。

ケーキ類は、全般的に、日本人の好みからすると「甘すぎる」という方が多いことが予想されます。しかし、アメリカのケーキほどは甘くないもいのでご安心を。特にフルーツ系のケーキは酸味が程よく味をひきしめてくれ、なかなか美味しいです。

日本のケーキのような繊細さ、洗練されたおしゃれさには欠けますが、チョコレートやフルーツ、ジャムなど、素材からこだわって創作しているようです。地元では誕生日や結婚式など、記念日ケーキの御用達でもあり、ほんのり家庭的な雰囲気のケーキが好きだったら、ここのケーキは胸にズキュンとくるかもしれません。

なお、クレープやワッフルは、お食事間のおやつとして食べるとパンチがありすぎるかもしれないので、いっそ朝ごはんとしてコーヒーと一緒にいただくのが個人的なおすすめ。甘さとコーヒーがダブルでパンチしてくるので、しゃきっと目が覚めて元気がでます。

刻んだ焼きリンゴをパイ生地で巻いたような食べ物、シュトルーデルなども美味しいです。
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おすすめジェラート

ドルチェ・ヴィータはジェラートでも有名。ドゥブロヴニクの他のジェラート屋さんは、仕入先が同じとことが多いようで、どの店に行っても盛りが違うくらいで大差ないのですが、ここのジェラートは別。

一般的に、イタリアのジェラートよりも軽く、クリーミーなのがクロアチアのジェラートの特徴。そして、ドルチェ・ヴィータのジェラートはこれがより一層ふわっとした舌触りです。

ソフトクリームに近い感じで、がっつり大きく盛ってくれてもぺろりといけてしまいます。筆者はドゥブロヴニクに滞在する間、少なく見積もっても 2 日に 1 度くらいの頻度でここに通っている気がします。

フレーバーについては、他のジェラート屋さんにもあるような基本フレーバー(チョコレート、バニラ、チーズケーキ、ストロベリーなど)はもちろん、ちょっと珍しいフレーバーも幾つか見られます。店名そのままの看板フレーバー、ドルチェ・ヴィータを始め、ヘーゼルナッツ、レモン、ピスタチオ、ビターオレンジなど。

だいたいなんでも美味しいですが、ピスタチオとビターオレンジは好みが分かれるかも。あまり子ども受けはしなさそうな味です。ドルチェ・ヴィータはベリーたっぷりで美味しい!万人受けするテイストです。

お値段は、カップならシングル 9 Kn、ダブル 17 Kn。ワッフルコーン(これ美味しい)ならシングル 10 Kn、ダブル 18 Kn。

食べ歩きしながら旧港あたりの眺めのいいところまで行き、海を見ながら食べるのが最高に幸せです。ワッフルコーンの端っこをハトに分けてあげたりすると非常に和みます。ちなみに、ドゥブロヴニク旧市街ではグンドリッチ広場で毎日ハトの餌付けが行われているくらいなので、ハトに何かあげても問題視されることはありません。
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アクセス

ピレ門からドゥブロヴニク旧市街に入り、ストラドゥン(プラツァ通り)を旧港の方向に直進します。この際、左手(スルジ山側)の路地を覗き込み、ランタンを確認しながら進みましょう。フランシスコ会修道院の角から数えて 5 本目の路地、ナリェシュコヴィチュ通り(Nalješkovićeva Ulica)を入ってすぐのところにドルチェ・ヴィータがあります。

営業中はストラドゥン(プラツァ通り)にアイスクリームの看板が出ていますし、アイスクリームのランタンも目立つのでわかりやすいと思います。このランタンの写真を撮る人も多いので、それも目印になるかも。

ちなみに、ドルチェ・ヴィータのすぐお隣、ちょっと階段を登ったところには珊瑚のアクセサリーショップ、クララ・ストーンズ(Clara Stones Jewellery)があります。

こちらイタリア人オーナーのお店ですが、職人さんが店舗の工房で実際にアクセサリーを作っていたりする本格派。アドリア海の紅珊瑚が中心ですが、日本を始め、世界各国の珊瑚を取り寄せて組み合わせたり、他の宝石をあわせてみたり、なかなかおもしろいお店です。一点もの好きな本物志向の方におすすめ。
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おまけ情報: スプリトの行列ができるジェラート屋さん

ドゥブロヴニク情報ではないのですが、ジェラートつながりでもう一店ご紹介。

スプリト(Split)もドゥブロヴニクと同様、あちこちジェラート屋さんだらけ。多少違いはあるものの、どんぐりの背比べでどこも普通に美味しいです。しかし、そんな中飛び抜けて美味しいジェラート屋さんがひとつ。

ドゥブロヴニクのドルチェ・ヴィータも大好きですが、このスプリトのルカ(Luka)とどちらか一つを選べと言われたら、やっぱりルカを選ばざるをえない…。

ルカの方はよりジェラートらしいジェラートで、フルーツやチョコレートとクリーミーさのバランスが抜群。フレーバーの美味しさが鮮明に際立ちます。旧市街中心部からはちょっと離れているのですが、わざわざ足を運ぶ価値あり。ここのジェラートは本当に美味しいです。そしてジェラートのプレゼンテーションが美しい。センスあるわ〜と思わず唸らずにはおられません。ケーキも間違いない美味しさ。

ルカの唯一の欠点は、すごい行列になっている時があること。行列嫌いには非常につらい。観光客が大挙して押し寄せるようなエリアではないのに、すごいことです。でも食べると納得。まあ、並んででも食べますね、これは。

スプリトに行ったら必ず行くジェラート屋さんです。スプリト観光の際、お時間に余裕があったらぜひお試しを。


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