ドゥブロヴニク空港 – 市内 アクセス

ドゥブロヴニクの空の玄関口、ドゥブロヴニク空港。2017 年 2 月に新しいターミナルがオープンし、すっかりキレイになりました。

この記事では、ドゥブロヴニク空港から市内へのアクセス方法についてまとめます。


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ドゥブロヴニク空港から市内へのアクセス方法、3 選

ドゥブロヴニク空港は、ドゥブロヴニク市から車で 40 分ほどのチリピ(Čilipi)という村にあります。

上の写真のように、周りは山地と農村しかない(ただし深堀りすると実はとても素敵な場所)ので、ドゥブロヴニク観光のためには、ここからドゥブロヴニク市へ移動していく必要があります。

主な移動方法は次の通り。

  • 空港 → ドゥブロヴニク旧市街 → ドゥブロヴニク港を結ぶシャトルバス
  • タクシーまたは Uber
  • プライベートトランスファーサービス

この他、一応路線バスもありますが、ドゥブロヴニクまで行くものは本数がとても少ないので、あまりおすすめしません。
空港から直接、コナヴレで一番大きい町ツァヴタットへ行く場合は、多少本数は多いので、検討してもいいかもしれません(距離があまりないので、荷物のことなどを考えると、プライベートトランスファーがベストだとは思いますが)。


空港 → ドゥブロヴニク旧市街 → ドゥブロヴニク港を結ぶシャトルバス

空港からドゥブロヴニク市内へのアクセスで一番一般的なのが、空港シャトルバスの利用です。

シャトルバスを運行しているのはプラタナス(Platanus Travel Agency)というツアー業者。
公式サイトで、その日のバスの時刻表が確認でき、チケットの購入もできます。

さて、ドゥブロヴニク空港はとても小さい空港なので、このシャトルバスの時刻表は、飛行機の発着時間に合わせられています。
具体的には、飛行機が着いた 30 分後にバスが出ます。

飛行機が遅れたら、バスも飛行機に合わせた時間で動いてくれるので、安心。
良いシステムですね。

なお、空港はとても小さいので、30 分もあれば、荷物をピックアップして、両替なり ATM で現金をおろすなりして、バスのチケットを買って、ついでにキオスクでお水を買っても十分間に合うくらいです。

さらに、人数も、最大どのくらいかある程度想定できるため、時間帯によってバスの大きさが全然ちがいます。
シーズンオフ、暇な時間帯で飛行機が超小型だったりすると、マイクロバスのフロントガラスにプリント用紙に「Shuttle」と書いてテープでとめただけのものが来たりします。

まだわかっていなかった頃の管理人
え、これ本当にちゃんとした空港シャトル?
だまそうとしてない??
現地友人
これであってるから大丈夫😂
早く乗りなよ😂😂

シャトルバスチケットの料金と購入方法

シャトルバスのチケットは、運行業者プラタナスのサイトで事前購入するか、または空港内のカウンターで購入します。
オンラインで購入した場合は、スマホで画面を見せる形でも大丈夫なので便利です。
カウンターでの購入はクレジットカードが使えます。

料金は 2020 年 2 月現在、次の通り。

  • 片道: 55 クーナ
  • 往復: 80 クーナ

子ども料金はありませんが、その代わり、6 歳以下の子どもは無料です。
荷物代込みなので、バスが来たら荷物をトランクに入れて、チケットを見せてそのまま乗りましょう。

なお、空路でドゥブロヴニク入りして、帰りもドゥブロヴニク空港から発つのであれば、往復チケットの方がだいぶお得。
有効期限ははっきりわかりませんが、筆者の場合、ドゥブロヴニクに行くと 20 日くらいいることが多いですが、ちゃんと帰りのチケットは使えています。
なので、相当長いと思います。


タクシーまたは Uber

空港にはタクシースタンドがあり、そちらでタクシーを拾うことができます。
お値段は、旧市街まででだいたい 250 〜 300 クーナくらい。

Uber ユーザの方は、Uber アプリから車を呼ぶ事ができます。
こちらは、事前に値段もルートもドライバーも、過去のお客さんのレビューもわかるので、使いやすいです。
移動中も、どのルートでどのくらいすすんだか、自分のスマホで確認できますし。
そして、タクシーよりいい車なのに値段は安いことが多い。

ちなみに、クロアチアでは、Uber 参入時にタクシー業界と Uber が大激突
そして、怒りで分別をなくしたタクシー業界が取った抗議行動が盛大に大炎上してしまった結果、逆に Uber がある種の個人タクシー的な業態として正式に認可される形で決着しました。

そのため、Uber のドライバーさんと車は、きちんと政府に届け出を出して、テストも受け、車関連の規定もクリアして、事業認可を取って営業しています。
そのため、今はタクシー会社のタクシーも Uber の営業許可を取っていて、タクシーとしても Uber としても営業できるようにしているほど。

これにより、ユーザの安全・安心・使いやすさ、個人の開業のハードルの引き下げと副収入の可能性オープン、競争原理によるタクシーサービスの健全化、タクシー会社の機会損失の抑止、税金の確実な徴収などが一気に確保されることになりました。
非常に頭のいい解決方法だなー、と感心しています。


プライベートトランスファーサービス

プライベートトランスファーサービスとは、民間の送迎サービスのこと。
予約制で、ドゥブロヴニク空港から希望の場所まで、事前に合意した金額で連れて行ってくれます。

プライベートトランスファーサービスを利用したい場合、一番簡単なのは、宿泊予定の宿が送迎サービスを提供しているか確認すること。
通常有料ですが、タクシーより安いことが多いです。

明記されていない場合、「I’m wondering if you can arrange an airport transfer for me?」などと聞けばわかってくれて、送迎をしてくれるかどうか、するならいくらか教えてくれると思います。

以前、民泊利用時に、宿の人に聞いてみたら、なんと「ちょっと隣の人に聞いてくるから待ってて」 → 「その日空いてて車あるって言うから行ってもらうよ!」と、無料で隣の人による送迎を実現してくれたこともありました😄
いかにも、クロアチア(の親切な人)っぽいエピソード。

また、ツアー会社などでも、空港送迎サービスを提供しているところが結構あります。
Viator などのサイトで探すこともできますので、チェックしてみてください。
なお、やり取りは基本的に英語になるので、心配なら、日本の旅行会社でそのあたりを代行してくれるところにお願いしてもいいかと思います。


タクシー、Uber、プライベートトランスファー利用時のチップについて

タクシー、Uber、プライベートトランスファーいずれも、チップは必須ではありません。
そのため、他のヨーロッパ諸国やアメリカからの観光客はだいたい払う、アジアからの観光客はだいたい払わない、という感じっぽい。

なお、クロアチアでは、端数が出た時に、それをキリのいい数字まで切り上げて、心持ち多くあげる、というのが一般的。
なので、タクシー、Uber でも、チップというほど身構えず、そうやって端数を切り上げる人は多いです。

つまり、これは「釣りはいらねえよ。とっときな」を実行するまたとないチャンス!!

プライベートトランスファーも、その場で支払をする場合は同様。
事前にクレジットカード決済などしている場合は、あげるかあげないかは利用者次第です。

ただ、なにか特別いいな!と思うようなことをしてくれた時は、気兼ねなくお好きな金額をおひねりとしてあげちゃってください。

日本だと、チップの習慣がないので難しく考えがちですが、クロアチアはアメリカなどと違って「絶対払え!」というのでもないので、車に関しては「端数切り上げ」をベースに。
なにか特別なこと、例えば、重い荷物もって階段に挑戦するのを見て、降りてきて手伝ってくれたり、などがあった時は、ちょっと色をつけてあげる、という感じでとらえるとわかりやすいです。

なお、金額だといくらにしたらいいかイメージしづらいので、コーヒーやビール、ワインに換算して考えるといいですよ。
お礼として、コーヒー 1 杯進呈する価値はあるな → 10 クーナくらい、ビールやワイン 1 杯分に値するな → 20 クーナくらい、と置き換えるとあんまり迷わずにすみます。


おまけ: ドゥブロヴニク空港地下の洞窟

※2020 年現在、ドゥブロヴニク空港周辺の開発プロジェクトのため閉鎖中です。

ドブロブニク空港は小規模なので、迷子になる心配はまずありません。ゲートから外に出れば、到着ロビーの向こう、ガラスのドアの先には駐車場が見えます。

さて、空港と旧市街ピレ門およびドゥブロヴニクバスターミナルを結ぶシャトルバスは、基本的にフライトの時間に合わせたスケジュールで運行。長時間待たされる事はなく、便利。

ただし。もし、日中長時間待つことがあれば、ぜひ、空港職員に「洞窟はオープンしてますか(Is the cave open?)」と聞いてみてください。

なんと、ドゥブロヴニク空港、滑走路の真下に天然洞窟があり、一般公開されているのです。

このヂュロヴィッチュ洞窟(Ðurović Cave)、旧石器時代の住居跡でもあり、出土品が展示されています。
しかし、それだけではありません。
内部にワインセラーもあって、地元コナヴレ産のワインを飲むこともできる!

これはほとんど知られておらず、かつ、行ったことがある人も少ないので、10 〜 16 時の間にドゥブロヴニク空港にいて、時間がある時は、寄り道してみるのも面白いのではないでしょうか。入場料は 40 クーナ程度だったように記憶しています。